将棋の本のレビュー情報サイトです
棋書解説評価委員会へようこそ!このサイトは、わたくしケイン(24のHN kane-abel)が、将棋倶楽部24の(自称)強豪や将棋サークル仲間達と共に、将棋の本を戦形別にジャンル分けして、独断と偏見を一切排除せず(汗)、評価・対象棋力・内容を皆さんに分かりやすく紹介していこうというサイトです。
本の評価はS・A・B・C・Dの5段階評価、対象棋力は将棋倶楽部24の段位を基準にしています。また、レビューに出てくる棋士の方の段位は、レビュー時のものとなっています。
本の中で取り上げられている盤面図は、将棋ソフト(東大将棋6)を使って再現していますので、少しでもリアルな感じを掴み取っていただければ幸いです。

6月08日:深浦康市:フィードバック方式 定跡次の一手のレビューを追加しました。
4月30日:藤井猛:相振り飛車を指しこなす本 Vol.4をレビューしました。
4月26日:清水市代の将棋トレーニングの評価を追加しました。
4月22日:豊川孝弘:パワーアップ戦法塾のレビューを追加しました。
4月19日:手筋の教科書 歩・香・桂編、銀・金・角・飛編、囲いの崩し方編を追加。
4月13日:歩の徹底活用術、飛角桂香の徹底活用術、玉金銀の徹底活用術
4月11日:現代に生きる大山振り飛車のレビューを追加しました。
4月06日:渡辺明の居飛車対振り飛車1 中飛車・三間飛車・向かい飛車編を追加。
4月06日:渡辺明の居飛車対振り飛車2 四間飛車編のレビューを追加しました。
4月05日:谷川浩司:光速の決め手のレビューを追加しました。
4月03日:谷川浩司の本筋を見極めるの評価をアップしました。
3月31日:青野照市:読むだけで強くなる終盤のコツ130をレビューしました。
3月30日:田丸昇:小駒の必勝テクニックの評価を追加しました。
3月27日:藤井猛:相振り飛車を指しこなす本 Vol.3のレビューをアップしました
3月23日:木村一基の急戦・四間飛車破りのレビューを追加しました。
3月21日:米長邦雄:泥沼流振り飛車破りの感想をアップしました。
3月19日:藤井猛:相振り飛車を指しこなす本 Vol.2の評価を追加しました。
3月18日:杉本昌隆の振り飛車破りのレビューをアップしました。
3月16日:佐藤康光の居飛車の手筋1 四間飛車粉砕編と強襲・矢倉編を追加。
こうすれば上達できる!正しい棋書の読み方
1.定跡書は実際に盤に並べるべし
近年の定跡書は、各章がチャート形式になっており、非常にわかりやすい構成のものが多いので、目で手順を追うだけでも頭に入ってきます。しかし、覚えた定跡を自分のものにするためには、実際にその手順を盤で並べて再現することが大切です。
IT世代と目される渡辺竜王も『実際に将棋盤で並べて体で覚えましょう』とアナログ的な発言をしておられたので説得力があります。自分の手で再現することにより、記憶のより深いところに手順が染み込んでいくんですよね。漢字などの学習で、何回も手で実際に書いて覚えるのが、一番いいのと同じです。
並べる際に、盤の前にライバルや憧れのプロ棋士を思い浮かべたりするのも、臨場感が出ていいかもしれません。
ただし、詰め将棋や次の一手に関する本は、頭の中で「むむむ…う〜ん」と悩んで解くことによって、読みを鍛えるので盤に並べて手を動かすのは逆効果です。
2.成立しない手順の理由を知ろう
定跡は正解手順だけをマスターすればいいというわけではありません。一見、成立しそうなのに「実は成立しない」のは何故なのか、を知ることも非常に大切です。
こうした場合、相手側の絶妙手や手筋、ちょっとした手順の違いなどが存在していることがほとんどです。それらの絶妙手や手筋は、一つの定跡だけでなく、あらゆる形で応用の利くものばかりですので、しっかりと学んでおけば定跡を離れた力戦形の将棋でも役に立ちます。
3.終盤の本は数冊買ってローテーション
終盤を扱った棋書には矢倉・船囲い・美濃・銀冠など、囲い別に崩し方を解説したものや、基本手筋、必至の掛け方、受け方を学ぶものまでさまざまなものがあります。一通り読み終えたら、「月曜:美濃崩し180 火曜:谷川流寄せの法則 水曜:Zの法則…」といったように、ローテーションを組んで繰り返し復習していきましょう。
1冊に集中してしまうと、ページをめくって問題図を見る前に答えが頭に浮かんできたりして、考えることがなくなってしまいます。数冊用意してローテーションを組めばこのようなことにはなりません。また偶数番の問題だけを先に全部解くなどの工夫を組み合わせれば、マンネリ化することなく、勉強することができます。
ほとんどの方は受けよりも攻めが好きだと思うので、寄せの本に偏りがちですが、ある程度の棋力になると差がつく部分は「受けの力」です。級位者の方は相手玉の3手詰めよりも、自玉の3手詰めを逃すほうが多くないですか? 必要以上に駒を自陣に投入して受けすぎになっていませんか?
寄せと受けの基本をしっかりとマスターして、バランスのとれた終盤力の養成を目指しましょう。あとは実戦で鍛えれば、有段者の道は自ずから見えてきますよ!