解説している終盤・囲い崩し・手筋の本
寄せの手筋168(金子タカシ)
本書は棋書を読むのが好きな方なら、一度は耳にした事があると思われる不朽の名作です。最近でこそ『寄せ』のジャンルに多くの好著が見られるようになりましたが、15年以上も前にこれほどクオリティが高い本が出版されていたことが驚きです。
凌ぎの手筋186(金子タカシ)
「寄せの手筋168」・「美濃崩し180」が攻め手からの視点に対し、本書では終盤における自玉周辺の『受け』の手筋の習得がテーマとなっています。
美濃崩し180(金子タカシ)
囲い崩しの対象を美濃囲い「だけ」に絞り、攻略に必要な手筋を基礎レベルからアマ高段者レベルまでズラッと180個揃えた、居飛車党必携の一冊です(現在は残念ながら絶版になっています)。
屋敷伸之の囲いの崩し方
「NHK将棋講座」のテキストを書籍化です。良問が揃い解説も申し分ないですが、構成に難があって非常に読みにくいです。読むなら佐藤本が断然よし。
佐藤康光の寄せの急所囲いの急所
「NHK将棋講座」のテキストを書籍化。攻略対象の囲いは、美濃囲い・振り飛車穴熊・船囲い・左美濃・居飛車穴熊・矢倉。囲い崩しに必須の基本手筋が、系統立てて解説されていますので、挫折することなく繰り返し読める一冊となっています。
将棋手筋の教科書 囲いの崩し方編(高橋道雄)
代表的な囲いを網羅(美濃囲い・矢倉・穴熊から比較的新しいトーチカまで掲載)し、その崩し方を基本と応用の2段階で詳しく解説しています。非常に読みやすい構成で、初級者から上級者まで幅広い棋力の方に参考になる一冊です。
囲いの崩し方 次の一手問題集 形の急所と手筋を知る(沼春雄)
対象を穴熊・美濃囲い・矢倉に絞って、それぞれの囲い攻略に必要な基本手筋を、実戦形式の次の一手で習得しようという終盤力養成の本です。
囲い崩しの棋本手筋 終盤の一手に大きな差がでる(監修:森内俊之)
終盤の手筋のうち、相手の囲いの崩し方について解説されたのが本書です。内容は、@囲いの種類とその形、A振り飛車編 囲いの崩し方、B居飛車編 囲いの崩し方の三章構成となっています。
囲いのエッセンス(清水市代)
年齢を重ねるごとに、その文体がどんどん女子高生化している清水女流による「囲い(崩し)」の入門書。紹介されている手筋はどれも必修のものばかりですので、既にほかの囲い崩しの本をお持ちの方にはお馴染みの盤面図がほとんどでしょう。
光速の寄せ Vol.1 振り飛車破りの巻(谷川浩司)
美濃囲い、その発展形となる高美濃、銀冠、そして穴熊と振り飛車の代表的な囲いをいかに崩していくかを、基本手筋、詰め将棋、谷川棋王の実戦で学んでいきます。
光速の寄せ Vol.2 振り飛車で勝て!(谷川浩司)
読み手が振り飛車を持って、いかにして船囲い・左美濃・銀冠・居飛車穴熊を攻略するかを基本手筋・実戦形詰将棋・実戦譜を交えて紹介してあります。
光速の寄せ Vol.3 矢倉崩し初級編(谷川浩司)
初級編となる本書と応用編の次巻(難易度はあまり変わりません)で矢倉崩しのコツを身につけて、序・中盤でのリードをしっかりと最後まで生かせるようにしましょう。
光速の寄せ Vol.4 必勝!矢倉応用編(谷川浩司)
矢倉は上から攻めれば下に逃げ、下から攻めれば上へ逃げ、端から攻めれば中央へ脱出というように、囲いが崩れ始めてから粘りが利く特徴があります。本書で急所を見抜く棋力を養ってください。
光速の寄せ Vol.5 寄せ手筋総集編(谷川浩司)
シリーズ最終巻となる本書は1〜4巻までの総決算となっています。先に本書を見て自分に合っていると思ったら、自分の愛用戦型にあった巻だけを選ぶのが賢明かもしれません。
読むだけで強くなる終盤のコツ130(青野照市)
美濃・矢倉・穴熊などの囲い崩し、必死の掛け方、受け方、実戦型の詰めパターンなど、終盤を乗り切るために必要な手筋の習得がテーマです。
寄せが見える本 基礎編(森けい二)
これから「寄せ」について勉強したいという方や、今現在の自分の寄せの技術について、確認をしてみたいという方には、本当にオススメの本です。評価はAですが、Sとしてもいいくらいの名著だと思います。
寄せが見える本 応用編(森けい二)
前作の基礎編を終わらせた方や、ある程度寄せの勉強をしたことはあるが、さらにステップアップしたい、という方には、大変オススメの本です。ぜひ本書で寄せの技術をマスターしてください。
谷川流寄せの法則 基礎編(谷川浩司)
美濃囲い・銀冠・船囲い・矢倉等の囲いの崩し方、寄せの基本手筋を解説しており、寄せの本を数冊持っている人ならば、見た事のある問題が非常に多かったです(初めて買う人にとってはA評価の良い本でしょう)。
谷川流寄せの法則 応用編(谷川浩司)
囲い崩しを中心に寄せの基本を見ていきましたが、本書はその応用編となっていて、より実戦に即した形で寄せの技術を習得していきます。難易度いと高し。
終盤の定跡 基本編
頭金・挟撃・端玉に端歩・腹銀(必至)・退路封鎖・両王手・捨て駒を取らせて空間を作る・玉の早逃げ・間駒選択・犠打による手数稼ぎ・質駒回避etc・・・と終盤に欠かせない基本テクニックは全てカバーされています。
寄せの棋本戦術 詰め・必死・手筋のトレーニング(監修:森内俊之)
寄せの本を選ぶ際には、1.問題数が多く反復練習が出来る、2.答えだけではなく、解説もしっかりしている、の2点が重要だと思いますが、この本はどちらも合格点をつけられる好著だと思います。
終盤力養成講座(1)終盤の手筋(勝浦修)
終盤の手筋を一から学びたいと思われている方、さらに、終盤の手筋を再確認で勉強したいと思われてる方にも本書はピッタリだと思います。終盤の手筋は、勉強したことが対局結果に反映されやすいので、ぜひしっかりと勉強しましょう。
光速の終盤術(谷川浩司)
「終盤のみをテーマにした自戦記」といった趣が強く、「読みの技法」や「谷川浩司の戦いの絶対感覚」、「将棋世界」誌で連載されていた宮田敦史五段の終盤講座に近いと言ってもいいでしょう。九段の著書では最難関レベルの一冊。
光速の決め手(谷川浩司)
勝敗を分ける「中・終盤の決めどころ」をテーマにした次の一手形式の問題集です。全体の2/3が谷川九段の創作問題で構成されており、終盤のエッセンスを勉強するというよりは、エンターテイメント色が強い一冊となっています。
Zの法則 ゼったい詰まない終盤の奥義(日浦市郎)
Z=絶対に自陣が詰まない形、という棋界専門用語からタイトルを採った寄せの本です。サブタイトルにもあるように、この本の骨子は、寄せられそうな自陣をあの手この手でZの形にして、一気に相手玉を寄せに行くという点にあります。
鬼手妙手「必至」精選120 寄せのパワーアップ!上巻(佐藤大五郎)
佐藤(大)九段による必至問題集(1〜9手)。詰め将棋と違って必至をテーマにした本は少ないですが、その重要度は変わりませんので、このシリーズは貴重です。
鬼手妙手「必至」精選120 寄せのパワーアップ!下巻(佐藤大五郎)
棋歴が長く、雑誌「将棋世界」の付録問題集などを日常的に解いている人ではないと、短手数と言えども侮れません。詰め将棋の要素も混ざった良問が多いので、終盤力の養成には有効だと思います。
羽生の法則 1巻 歩の手筋
テーマ数は、攻めの手筋が70・受けの手筋が30ほど掲載されていて、それぞれテーマ図からの正しい手筋(歩の手筋)や失敗例などが挙げられています。
羽生の法則 2巻 金銀の手筋
テーマ数は、銀の手筋・金の手筋が計100程掲載されていて、それぞれテーマ図から、これらの手筋を使った囲い崩しや寄せ方、受け方などが解説されています。
羽生の法則 3巻 玉桂香の手筋
「玉桂香の手筋」は、それぞれの駒の特性や使い方、他の駒との連携など、なかなか役に立ちそうな手筋が豊富に掲載されています。少なくとも、前作ほどの強引な「手筋」扱いは感じられない内容です。
羽生の法則 4巻 飛角の手筋
各駒が持つ特性を活かした手筋を、問題形式で紹介・解説する『羽生の法則』シリーズ。第四巻は飛車角の法則です。基本中の基本から丁寧に結果図・参考図を交えて解説してあり、手筋の入門書として非常によいと思います。
羽生の法則 5巻 玉の囲い方
「玉の囲い方」というタイトルがついていますが、全然違った内容になっています。玉の囲い方をメインにするならば、その囲いの特徴・弱点・相手戦形との相性、そしてその囲いを完成させるまでの基本手順などは掲載されていてしかるべきと思うのですが、本書は仕掛けに至るまでの簡単な定跡書といってもいい内容です。
羽生の法則 6巻 仕掛け
仕掛けをテーマに、矢倉や振り飛車、角換わりなど代表的な戦法の基本定跡を解説しています。ネット将棋を観戦中に本書を見なくても、掲載手順がスラスラ頭で終えるようになったら、有段者への仲間入りです。
3手1組プロの技(片上大輔)
本書では「手の連動」を意識して読むことが求められるため、読みの力を養成するには最適です。また、プロの実戦からの出題ですので、プロの技・大局観を学びたい高段者にもオススメです。
将棋・ひと目の手筋 初級の壁を突破する208問(監修:渡辺明)
玉の囲い方や簡単な定跡に続いて、手筋や囲いの崩し方などの勉強を始めた人を対象とした復習用の問題集です。盤面全体ではなく、手筋が現れる部分の盤面図だけをクローズアップしています。
将棋・ひと目の端攻め 攻防の手順がわかる200問
本書で端攻めの基本パターンを習得することができれば、相性の悪い囲いに対する苦手意識も消え、勝率もアップすることと思います。
将棋・端攻め全集 破壊力抜群の必勝手筋(大内延介)
将棋上達に必要なさまざまな手筋の中から、「端攻め」だけに焦点を絞り解説したちょっと特殊な手筋習得本です。▲1五歩△同歩から端を連打し香車を吊り上げ→@▲2四歩からの十字飛車 A▲2五桂 B▲1二銀から▲2三銀成以下龍作り C▲1二歩の垂れ歩、などの端攻めにおける基本中の基本を解説。
佐藤康光の居飛車の手筋 Vol.1 四間飛車粉砕編
対四間飛車における居飛車急戦・持久戦の定跡を次の一手形式で読み進めていく問題集です。テーマとなっている戦型は▲4五歩急戦や四間飛車穴熊、立石流、飯島流角引き戦法など、アマチュアに人気の高いものだけをピックアップ。
佐藤康光の居飛車の手筋 Vol.2 強襲・矢倉編
現代矢倉の主流である「3七銀戦法」をはじめ、ネット将棋などで人気の「右四間飛車」(を受ける)の定跡と寄せ方を次の一手形式で解説していきます。
分かる・役立つ速効!矢倉の手筋(飯塚祐紀)
「週間将棋」に連載されていた講座を単行本化したもので、初〜中級者を対象とした基本的な手筋を1つのテーマにつき6〜8ページにわたって見ていきます。
手筋の達人 矢倉の手筋が満載(武者野勝巳)
「部分的定跡」とも言える矢倉の手筋を基礎100問、応用100問の計200問の次の一手形式の問題で学んでいきます。反復練習に耐えうるこのボリュームと良心的な価格(1050円)でなかなかの良書といえます。
手筋の達人 Vol.2 振り飛車の手筋が満載(武者野勝巳)
前半で対居飛車急戦・持久戦における振り飛車側の手筋を、後半で対振り飛車における居飛車の手筋を次の一手形式の問題(計210問)で勉強していきます。
将棋新理論(谷川浩司)
歩から玉まで、それぞれの駒が持つ特性を理論的に分析し、それを生かした駒組み・攻め方・受け方などを解説する新しいタイプの棋書です。
小駒の必勝テクニック(田丸昇)
元A級棋士の田丸昇八段が著した「金・銀・桂・香」の手筋集。解説はわかりやすく、同じ手筋を使った類題の盤面図と解説も掲載れているところが非常に良いです。
歩の玉手箱 楽しく読める手筋の宝庫(桐谷広人)
「歩の手筋」の入門書です。まず最初に部分図や仮想図でテーマとなる手筋の概要を簡潔に説明し、次のページからはプロの実戦で現れたその手筋を盤面図で解説していきます。知る人ぞ知る名著。
歩の徹底活用術(小林健二)
「スーパー四間飛車」でお馴染みの小林九段による歩の手筋の解説書(シリーズ全三巻)です。部分図ではなく実戦形式の局面をテーマ図にしており、また五〜七手一組となる手筋を解説していますので、内容はかなり本格的です。
飛角桂香の徹底活用術(小林健二)
本巻では飛車・角・桂馬・香車と4つの駒の手筋を実戦形式の局面図をもとに読み進めていきます。テーマとなる駒が1つから4つに増えた分、内容が薄くなっている感が否めません。例えるなら「薄めすぎたカルピス」。
玉金銀の徹底活用術(小林健二)
玉の手筋の章では、舟囲い・美濃囲い・矢倉・穴熊の囲い方といった初心者向けの内容も掲載されていますが、金と銀は終盤の寄せに欠かせない駒ということもあり、そちらの章では中〜上級者でも役に立つ終盤の手筋が採り上げられています。
将棋手筋の教科書 歩・香・桂編(高橋道雄)
駒別の手筋を初〜中級者向けに解説したシリーズ三部作の第一弾で、テーマとなっているのは歩・香車・桂馬です。基本は部分図で、応用は実戦図を使って解説するという2段階の構成がわかりやすく、入門書としてちょうどいい感じになっています。
将棋手筋の教科書 銀・金・角・飛編(高橋道雄)
1巻では小駒が主役でしたが、本巻でテーマになっているのは、銀・金・角・飛の主役クラスの駒たちの手筋です。全般的には中盤あたりの局面図をテーマにした手筋が多く、寄せに関するものが少ないのが少し残念です。
すぐに使える将棋の手筋 上巻
プロの公式戦などで実際に現れた手筋を駒別にカテゴライズして2冊にまとめたものです。本書のテーマとなっているのは「歩・香・桂・銀」ですが、構成に難があり非常に読みにくく、全くオススメできません。
すぐに使える将棋の手筋 下巻
テーマとなっている駒が「銀・金・角・飛車・玉」と中・重量級に変わりましたが、基本的には前巻と同じ構成ですので、盤面図と進行手順を見るたびにページを行ったり来たりする「イライラ感」はそのままです。
勝てる将棋格言36 プロの実戦に学ぶ妙手(青野照市)
本書は将棋の格言の中から、知っていれば実戦で役立つ重要度の高いものを36ほどピックアップし、プロの実戦譜を例に挙げて解説したものです。
役に立つ将棋の格言99
局面図をもとに、そこで役に立ちそうな格言を99個挙げたのが本書です。昔からあるような将棋の格言ではなく、近年出てくる局面において、有効な手筋を短い短文(格言)として表現しているので、当然ながら聞いたことのない格言ばかりです。
金言玉言新角言 実戦に役立つ新格言集
端的に言うと『攻める前に端歩を一本』、『米長玉2四を狙え』、『立石流にはコビンを狙え』等の実戦で役に立つ格言を、それぞれに合う局面を添えて解説している本です。見開きに図面が4つと丁寧なつくりになっていますので、中級者でも盤に並べずとも本書を楽しむことが出来ます。
不思議流受けのヒント(中村修)
「不思議流、受ける青春」と言われた受けの名手・中村修八段が著した「受けの手筋」ガイドです。終盤での貴重な一手を稼ぐ犠打など、必修手筋がわかりやすく解説されていますので、今まで受けの本を読んだことのない方にはオススメです。
勝つための受け 積極果敢な「受けの達人」になろう!(監修:森内俊之)
受けの手筋を勉強してみたい級位者の方向けの本だと思います。手筋の部分に関しては、知っていて損のない内容が書かれていますので、基礎から学びたい型には、得るものがあるでしょう。
攻めか受けか 次の一手問題集(勝浦修)
勝ち寸前の局面を問題図に採り上げて、そこで勝ちを決定づける「次の一手」を出題。次の一手は攻めの手とは限らず、受けの手で勝つ局面もあります。
森信雄の勝ちにいく!詰め将棋ドリル2 一手詰め・一手必至
創作次の一手の著書「スーパートリック109」や故・村山聖 贈九段の師匠としても有名な森信雄六段による詰め将棋・必至入門書です。
見えたら初段 詰将棋100次の一手100
全ての問題にヒントがついていますが、選択形式の問題ではないので結構てこずるかもしれません。全て実戦形式の中終盤の問題を掲載していて、正解と正解への応手、そして正解手以外の手について解説されています。
羽生善治の入魂の一手100 前人未到の七冠獲得へ
羽生善治王座の平成7〜12年度における対局の中から、好局100局をピックアップし、次の一手形式(決め手となる一手限定)で問題を出題・解説したオーソドックスな終盤力アップの本です。
投了!その後は? プロの投了に学ぶ詰めの極意(勝浦修)
本書のセールスポイントは、すべてテーマがプロの対局の投了図であり、ここからの詰まし方を学ぶことによってプロの技術を参考にできるという点です。
入玉大作戦 逃げるが勝ち!
棋界唯一の入玉本です。各章に15〜50の基本テーマ(1テーマにつき2ページ)があり、駒を犠牲にして上部開拓・玉の捌き方・点数を意識した戦い方、等の入玉戦法独特の解説がなされています。
アマの将棋ここが悪い!次の一手形式1 序・中盤の急所(桐山清澄)
本書の良いところは、最初に、我々アマチュアが指してしまいやすそうな凡手・悪手の見本例(笑)を2つほど挙げて、どこが悪いのかを解説している点です。
アマの将棋ここが悪い!次の一手形式2 中・終盤の秘手(桐山清澄)
簡単な手筋集を実戦形式に当てはめたような作りとなっています。部分図しか掲載されていない問題手が物足りない方、盤面全体を見て考えたい方にはそれなりに勉強になると思います。